くろかみ心身クリニックは主として心療内科、精神科の外来診療を行うクリニックです。
主な対象疾患には、うつ病、神経症、心身症、統合失調症などがあります。
うつ病の主要な症状は気分の落ち込みや気力の低下ですが、不眠や食欲不振、倦怠感など原因不明の心身の不調から始まる場合もあります。何らかのストレスを抱えていることが多いようです。早期に気づき、治療を開始することが大切であり、専門医の診察のもと、薬物療法や安静など適切な治療を行うことにより回復します。
神経症といわれるものには、不安や動悸・呼吸困難などの発作が見られるパニック障害、人前でのあがり症などで悩む社会不安障害、不潔恐怖や鍵のかけ忘れを何度も確認したりする強迫性障害などが含まれます。やはり適切な治療をすることにより、症状の軽減が図れます。
心身症は、ストレスと関連して起きてくるからだの病気のことです。高血圧や高脂血症、胃十二指腸潰瘍などで、薬物による治療で回復が十分でない場合、ストレスや生活習慣の検討が必要な場合があります。
統合失調症は何らかの脳の不調にストレスが加わり、起きてくることが多いようです。周囲から悪く思われているといった思い込み（妄想）や正体不明の声（幻聴）などで悩まされたり、意欲・活動性や集中力の低下がみられることがあります。現在では有効な薬物も多く、早期より適切な治療をすることで、回復が可能です。
その他、不眠症の治療、認知症の相談、職場・学校・家庭での悩みの相談、家族を失った悲しみからの回復の援助などを行っています。
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